脇汗相談

脇汗相談~黄ばみの原因とは?~

脇汗の黄ばみの原因は、主に4つあるといわれています。まず1つめに「エクリン腺から出る汗」によるものがあります。脇の下には、汗腺が多くある場所なのですが、汗腺には2つあって、エクリン腺とアポクリン腺というものがあります。このエクリン腺は、主に熱を外に発散させる体温調節の働きをもっていて、このエクリン腺の汗のほとんどは水分からなるものなので、さらっとしていて無色無臭の汗をしています。エクリン腺の機能が普通に働いていれば、黄ばみの原因にはなりにくいのですが、このエクリン腺の汗腺機能が低下してしまうと余分な鉄分やミネラルが放出されてしまいこれが色素沈着につながり、黄ばみになります。汗腺機能が低下する原因として、一日中エアコンに当たりっぱなしで体温調節がまったく必要のない状態になってしまったり、不規則な食生活をしていたりなど生活習慣全般の乱れによるものがあげられます。

2つめは、「ワキガ」による黄ばみです。ワキガは、脇の下にあるアポクリン腺という汗腺から、皮脂や老廃物を含んだ汗が常在菌と混じり合って、強烈なニオイを発します。黄ばみの原因となるのは、このアポクリン腺の出す汗の成分のひとつ「リポスフチン」という色素が関係していて、衣類についてしまうと洗濯するだけではすべて除去することが難しく残ってしまうことがあり、酸化してしまうからです。

3つめは、「制汗剤の使用」によるものですね。もちろん制汗剤自体には黄ばみになる直接の原因になるものはありませんが、人によって汗の持っている成分や特性で皮膚の状態や細菌などが違っていて、制汗剤と汗の化学反応によって黄ばみを引きおこしてしまうことがあるのです。

4つめは、「多汗症」による汗の黄ばみです。多汗症の人は、エクリン腺からの汗の量が異常をきたしている人のことを指します。ストレスや緊張状態におちいると、暑くもないのに汗が大量に出てしまい止まらなくなってしまいます。この汗は、一般的にタンパク質やミネラルを含んだ脂質の成分の汗で強いニオイと大量の汗によって、脇汗の黄ばみにつながります。

制汗剤による黄ばみであれば、制汗剤が合わないだけなのでかえれば済む話ですが、それ以外の黄ばみであると、一度病院に相談してみてどのようなものの黄ばみか診断してもらうのがよいでしょう。手術や汗を抑える薬などの治療法がありますので、脇汗の黄ばみに悩んでいるのでしたら、ひとりで抱え込まずに相談してみてくださいね。